人間ドックの胃バリウム検査を楽に受けるには

人間ドックでバリウムを飲んで、胃の検査を受けなければならないと言うのは、とても苦痛に感じます。

バリウムは不味いし、発泡剤を飲ませておいてげっぷを我慢しろなどと無理難題を言ってくるし、やれ右向け左向け3回ぐるぐる回れと動き回らせるしと、人間ドックの中でも不満の多い検査の一つです。この悪評高い胃のバリウム検査を、少しでも楽にする方法はないのでしょうか。まず、発泡剤ですが、これは胃を膨らませて胃のひだを伸ばし、病変を見やすくするために飲んで頂きます。風船に字や絵が描いてあっても、しぼんだ風船ではどのような絵や字が描いてあるのか判りません。しかし風船を膨らますと、字や絵がはっきりと判ります。これと同様に胃を膨らますことで、小さな病変もわかりやすくなるのです。発泡剤は味を見ようなどと思わず、できるだけ舌の奥のほうに置いて、一気に飲むことがコツです。舌先に置いてしまうと、口の中でブクブクと発砲して上手く飲めません。次にバリウムですが、非常にドロドロしていて不味いと評判が良くありません。医療機関によってはストローで飲む所もあり、いくら不味さが軽減され、口の周りが白くなる面積も少ないです。バリウムはチビチビ飲むと余計につらいです。グビグビと一気に飲んでしまうのがコツです。最大の難関が、げっぷの我慢です。ツバを飲み込む、顔を少し下に向けるのが良いと言われています。そして、もう一つが、右向け左向けと何度も言われると、左右が判らなくなる、という事があります。中には「逆、逆」と何度も言われてムカついた、などと話す人もいました。検査台の前の壁に 右、左と表示している検査機関もありますので、確認しましょう。イケメンドクターが、「僕の方を向いてください」、「僕に背中を向けて下さい」と判りやすく言ってくれる検査機関もあります。尚、人間ドックを受ける際に、耳が遠い人は必ずスタッフに申し出てください。

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